中国

【中国ビザ申請】申請の流れとポイント

今回は先日、私が中国ビザを取得しましたので、

その時に感じたこと、注意しておいたほうがいい点等を紹介したいと思います。

日本のパスポートはビザなしで入国できる国が多く

「最強」とも言われてましたため、観光のためにビザを取るという習慣がなく

私もあたふたしながら申請、取得しました。

その時の情報を共有することで、多くの人の参考になればと思います。

ビザ申請は日程決まったらすぐに行おう!

まず、この記事を書いている2023年8月末の段階では

「日本人に対して、中国入国時のビザ免除」は実施されていないということです。

「ビザなしでも15日間なら滞在できる」と覚えている方いると思いますが、

コロナ禍にて、ビザ免除措置が中止になって以降再開されていないのが現状です。

つまり、日本人は短期間でもビザの取得が必須となっております。

そのため、ビザの申請を受け付ける「中国ビザ申請センター」の予約が非常に取りづらい状況にあります。

実際私が、予約できたのは、申し込みから1か月後からしか予約ができませんでした。

順調にいって、ビザの発給はそこから4営業日と言われてますので、

1か月以内での渡航はかなりギリギリになると思います。

中国に行くことが決まり次第、ビザセンターか総領事館でのビザ申請の予約受付を行いましょう!

この際、10ページにも及ぶ申請書を記入しないと、予約ができません。

かなり大変な作業となりますが、一気にやってしまうことをお勧めします。

ビザセンターへは2回の訪問が必要

私は東京の総領事館の管轄なので東京の中国ビザ申請サービスセンターで申請しました。

ビザセンターへの予約ができましたら、必要な書類を準備しましょう。

必要書類はビザの種類で違います。下記大使館のリンクを参考に準備してください。

http://jp.china-embassy.gov.cn/jpn/lszc/202302/t20230201_11017317.htm

原則的に、申請時、受取時と2回ビザセンターに行く必要があります。

申請時には指紋を採取されますし、受け取りも郵送には対応していないためです。

居住地によって、受付のビザセンターが変わってきますので、

お住まいでの地域の大使館・総領事館のHPを確認して申請するようにお願いいたします。

ビザセンター・総領事館へのアクセスも時間かかると思いますので計画的に進めましょう。

申請時

ここからは、私の申請時の流れについて、共有したいと思います。

Webで申請書を記入し申し込んだのが6月下旬で、予約が取れるのが最速で7/28でしたのでこの日にしました。

(夏休みの帰省用でしたが、ほんとギリギリでした…。)

予約は15:00からでしたが、14:30ごろに到着。

警備員がいらっしゃいますので、声を掛けますと申請か受け取りか聞かれます。

申請のほうは中に入って、列に並ぶように言われます。

この時列に30名ほど並んでいたと思います。

おおよそ1時間弱ぐらい並んで、順番が来ると書類が揃っているか確認されます。

スタッフの方はほぼ日本語をしゃべれる中国の方と思います。(警備員は日本の方でした。)

この時不備があると、修正を求められるのですが、

PCとコピー機、証明写真等の最低限の設備が揃ってましたので、

外に出て修正することはほぼないと思います。(でも、緊急時の保険くらいのつもりで準備は万全が良いと思います。)

あと、私は妻が中国人なので事前に調べて持って行ったものの中に、

期限が切れたパスポートと入出記録(スタンプのページ)のコピーがあります。

申請書の中に「直近5年間に行ったことがある国」について記入する欄がありますので、

その時の入出国のスタンプのページと直近の中国への入出国の部分をコピーして持っていきました。

古いパスポートも中身確認されました。

書類確認されている人の中に古いパスポートを持っているか確認されている人もいましたし、

大使館の必要書類にはないのですが、持っていくといいかもしれません。

私の場合は問題なく通りましたので、この段階で受付の番号をもらい待合室で待つことになります。

待合所にモニターがありまして、順番が来ますとそこに受付番号と窓口番号が表示されるシステムです。

病院とか役所とかによくあるシステムですのですぐわかると思います。

この時もおおよそ30人待ちで、さらに1時間ほどかかりました。

ちなみに待合所の中に、授乳室がありますので、子連れで訪問しても問題ないと思います。

(鍵がかかる小部屋と、おむつ台が設置されていました。)

順番が来ますと、銀行の窓口のような席で最後の審査になります。

途中、指紋を採取することになりますので、

機械の指示に従って指を機械に乗せて採取していきます。

問題なければ受付は終了で受け取り用紙を一枚渡されます。

そこには受け取り開始の日時と費用が記されてます。

あくまでこの受け取り開始日時は最短でのもので、

途中、確認項目があるようでしたら電話するとのことでした。

(連絡先の電話番号は確認されました。)

開始日時以降であれば、いつ取りに来てもよく、必要な書類もこの受け取り用紙一枚とのことでした。

受取時

私は稼働4日後の8/2から受け取りが可能でしたが、

仕事の関係上8/3に受け取りに行くことにしました。

幸い、その間も何も連絡がなかったので、問題なく申請が通ったとのことでしょう。

到着したら、まず警備員に受け取りに来た旨伝えましょう。

受付番号を渡していただけます。

(おそらく混雑回避のため受け取り側は先に発券している模様)

受取の部屋は別の部屋になるのですが、

直接そちらに向かっても受付できませんので、ご注意を。

朝の11時ごろに到着して、50人弱ほど待たれてましたが

30分ほどで対応していただきました。

パスポートとビザを確認して支払いして終了です。

ちなみに、クレジットカードはビザとマスターしか対応していなかったと思います。

(アメックスはダメだったのは確実です。)

まとめ

今回は中国ビザ申請についての流れを紹介させていただきました。

ポイントは

・ビザ受付の予約は3週間以降がざらなので、渡航が決まった時に申請を開始すること。

・必要な書類を確実に揃えること。

古いパスポートと渡航履歴のスタンプのページのコピーを持っていくと安心。

(直近の中国と、申請書に書いた第三国への出入国のスタンプのページのコピー)

・申請日当日とにかく時間がかかるので余裕をもって、

最低限の設備は揃っているので過度に不安がらないこと。

早めに準備して、素敵な渡航となるように願っております。

補足:日中ハーフはビザの取得ができません

途中でてきましたが、妻が中国人のため私たちの子供は日中ハーフとなります。

今回、娘も一緒に帰省したのですが、ビザの申請は行っておりません。

なぜなら、ハーフの子は日本のパスポートを持っていても、

中国国籍を失ったわけではないため、ビザの発給ができないからです。

なので、娘に関しては「旅行証」というものを発券して、それにて渡航する必要がありました。

旅行証については大使館で申請することになり、私は妻にすべてやってもらいました。

私も調べたのですが日本語の情報は比較的に少なく。

中国の方のコミュニティーの方が情報量が多いためです。

オンライン申請、Web面接等を行って2週間くらいかかりましたが、

大使館行くことなく発券できました。

ハーフの子供を連れて中国行かれる方は、パートナーに情報調べてもらい申請するのをお勧めします。

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